今回ご紹介するのは、ノースカロライナ州立大学音楽学部と受賞歴のある作曲家リサ・ビエラワ氏による、VR音楽イベント「Brickyard Broadcast」です。
音楽家が安全に集うVR音楽イベント「Brickyard Broadcast」
合唱団やオーケストラは、ロックダウン中でも一緒に演奏するためにはどうすればいいでしょうか?
この一つの答えとなるのが、11月12日に行われたVR(バーチャルリアリティ)イベント「Brickyard Broadcast」です。このイベントは、ノースカロライナ州立大学音楽学部が主催し、受賞歴のある作曲家リサ・ビエラワ氏が参加しています。
ノースカロライナ州立大学の集いの場を再現したバーチャル空間
Brickyard Broadcastは、ノースカロライナ州立大学のD.H. Hill Jr.図書館の前にある集いの場を再現したバーチャル空間で行われるとのことです。各ミュージシャンが自分のアバターを作り、この仮想空間で演奏を行います。
このバーチャルリアリティ環境を作ったのは、デジタルメディアライブラリアンのジェイソン・エヴァン・グロース、大学図書館スペシャリストのコリン・キーナン、カイル・ラングドンなどでした。
一方、NC州のオーケストラ、NC州の合唱団、ケーリーのコンサート・シンガーズの数百人の演奏家は、自宅で自粛しながら、ビエラワが作曲した曲を録音しました。
Brickyard BroadcastのVR音楽体験は、20分間の音楽の後、作曲家のビエラワ、アスキム、リーフとのQ&Aセッションで構成されているといいます。
参照元:Brickyard Broadcast: A Musical Event With World Premier in Virtual Reality
※当サイトに掲載されている一部画像、スクリ-ンショット、文章に置いては著作権侵害を目的に利用しておらず、第三十二条で定められる引用の範囲で使用しています。万が一問題があればお問い合わせからご連絡ください。即刻削除いたします。また、本ブログは業務の研究開発のためのものとなり、一部、弊社に関連性が無いものも掲載しております。