今回ご紹介するのは、オンライン開催されたAR・VRイベント「AWE Online」です。
バーチャルミートアップやカンファレンスのライブストリーミングを用意
COVID-19パンデミックの影響で、拡張世界博覧会(AWE)2020は大きく変化しました。2020年開催において、イベントはバーチャルになり、「AWEオンライン」として開催されました。
プログラムは4日間行われ、複数のバーチャルミートアップが行われました。チケットを持っている人は、カンファレンスのライブストリーミングにアクセスすることができます。
また参加者には、online.awexr.comのオンライン・プロフィールを設定するためのリンクが提供されました。これは、仮想出展者ブースを訪問したり、講演のライブストリームを見たり、他の多数の参加者と接続することができるユーザーポータルとして機能します。これにより、ポータルはAWEの「デジタル名刺」のような役割を果たすことになりました。AWEのソーシャルメディアページと同様に、ユーザーはプロフィール情報を更新することができました。
バーチャルなネットワーキング体験
共同設立者のOri Inbar氏は、誰もが実際にAWEのイベントに行くような感覚になってほしいと語りました。
Inbar氏は、このバーチャルイベントの講演者の一人です。このイベントでは、Marvel Studios、Warner Bros Entertainment、Sony Pictures、Unity Technologies、Niantic、Qualcomm、Google、Samsung、Microsoft、Intelなどの大物企業の講演者がプレゼンテーションを行っています。
プレゼンテーションや講演は、すべてのライブストリームでカバーされており、チケットホルダーは、オンラインプラットフォームを介して1年間それを再視聴することができるといいます。これとは別に、Mozilla Hubsでのミートアップ、バーチャルアートシンポジウム、Altspace VRでのハッピーアワーなど、バーチャルリアリティでのイベントも開催されています。
このようなイベントは、世界中の人々が集まり、イノベーション、思考、目標を共有し、永遠のつながりを構築するためのネットワーキングとなるでしょう。他の参加者とのミーティングやディスカッションを行うことで、AWE Onlineはまさにバーチャルなネットワーキング体験を提供することができました。
デジタルの交流により形成されるネットワーキング
従来、一つの会場に集まり、出展者や参加者と対面することで行われてきた交流は、デジタルにおいても実現することが可能だということが分かってきています。
更にイベントの形態や目的にあわせ、ライブストリーミングやプロフィール機能など実装することにより、よりその効果を高めることができるでしょう。
参照元:AWE Online – The Global AR and VR Event of 2020
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